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- もと多摩丘陵の一寒村であった横浜は、1859年の日米修好通商条約に基づき開港し、以来急速に発展した。市街の中心は、関内地区で、又、川崎市よりの埋立地には、鉄鋼・造船・化学・石油精製などの大工場が集中。
- 横浜港は、神戸港とともに日本の二大貿易港で、大桟橋や山下埠頭を中心に港湾設備が整う。主な輸出品目は、自動車が圧倒的に多い。次いで、鉄鋼・電気機器など。輸入は原油・非鉄金属・小麦など。
- 氷川丸は、昭和5年に三菱横浜造船所において竣工し、シアトル航路に就航。太平洋戦争中は、病院船として活躍。昭和28年に再びシアトル航路に復帰して35年に引退。現在は、横浜港のシンボルとして、山下公園に係留されている。
- 開港100周年記念行事の一環として、港や市内を一望の元に見渡せる展望塔を建設することになった。名称は、マリンタワーと決定。塔は横浜らしさを表現するために灯台の容姿を模しており、実際にその機能をも持つ。地上高としては世界で一番高い。
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