築地

  1. 築地は東京都中央区、隅田川右岸の一地区。17世紀後半から埋め立てられ、1657年の明暦の大火後、西本願寺が移転、市街地化した。1923年の関東大震災の後、魚河岸の名で親しまれた魚市場が日本橋から移転して来て、今の東京都中央卸売市場築地市場になった。
  2. 現在、東京都中央卸売市場は首都圏の食生活をまかなう生鮮食料品などの流通の一大拠点に発展し、中でも築地市場は日本最大の魚市場になりました。築地市場では、一日平均4000トンの魚や野菜が入荷し、およそ30億円が取引されています。
  3. まぐろはサバ科の魚で太平洋の温帯と熱帯に広く分布し特に日本近海に多い。釣り、延縄、巻網などで漁獲され、旬は冬季。肉は暗赤色で、刺身、すし、照り焼きなどにして美味。漁業技術の発達や冷凍技術の進歩によって、いまでは遠く大西洋インド洋からも入荷がある。
  4. 卸売業者は漁師や出荷者から依頼された魚の販売を引き受けて、せりなどの方法で、買受人に卸売りします。漁師が安心して品物の販売を依頼するため、十分な資力と信用がなければなりません。このため、中央卸売市場の卸売業者となるには農林水産大臣の許可が必要です。
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最終更新:2020年2月9日