|
- 称名寺は横浜市金沢区金沢町にあるお寺で、金沢山称名寺と号す。ここは、金沢(かねざわ)北条氏一門の菩提寺で、金沢氏の祖、北条実時が六浦荘金沢の居館内に営んだ持仏堂から発したと推定されている。
- 1275年ごろ、金沢実時がその領地金沢庄の称名寺内に設けた文庫を金沢文庫と呼ぶ。和漢の書を集め、その蔵書数は分からないが、現存するものだけでも3万冊以上に及ぶ。
- 称名寺庭園は、金堂の前池としてその荘厳のために設けられたもので、南の仁王門に入り、池を二分するように中島にかかる反橋と平橋を渡って、金堂に達するようになっている。この様な配置は、平安時代中期以降盛んになった浄土式庭園の系列にあたる。
- ぼん語の第一字母、阿字を象る池。阿字は、仏教で万物の不生不滅の原理を象徴的に表現します。
|