摩周湖

  1. 摩周湖は、周囲約20km、最大水深140mの勾玉状の、摩周カルデラの火山活動によって形成されたカルデラ湖である。シベリアのバイカル湖とならび、世界一の透明度を誇っており又、水の出入りがないのに、水位が変化しない湖としても知られている。
  2. 湖心にはカムイッシュ(神島)と呼ばれる小島が浮かび、東岸にはカムイヌプリ(アイヌ語で”神の山”の意。摩周岳ともいう)がそびえる。霧の摩周湖と呼ばれ夏は特に霧のかかる日が多く、その姿をなかなか見ることができない。
  3. 強い酋長の母だったが、酋長が戦死してしまい、老婆は孫を抱いて闇の山野を逃げまどううち大切な孫を見失ってしまった。愛する孫をいく日も探し続けて摩周湖のほとりまで来て、カムイヌプリ(摩周岳の神)に休むことを願い出た。休むうちに、老婆は悲しみと疲労で島になってしまった。
  4. 標高1545m、知床半島の付け根にある斜里岳は、700mから上が道立自然公園に指定されている。奇岩、滝、高山植物など、見どころも多く、多くの登山者でにぎわいます。北斜面は夏でも残雪があり、晴れた日には知床、阿寒の山々、屈斜路湖、摩周湖、そして国後島もはっきりと望めます。
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最終更新:2020年2月9日