金閣寺

  1. 金閣寺は、屋敷であり仏教の寺でもある一風変わった建築物です。1397年に、室町幕府の将軍足利義満が、山荘としてこの北山の地に建てました。1419年、義満の死後に彼の息子によってその山荘を禅寺に改め、義満の法名から鹿苑寺と名付られました。
  2. 金閣寺の第1層は寝殿造風、第2層は武家造風、第3層は禅宗仏堂風で、宝形造の屋根は柿葺。第2、第3層の全面に金箔を押す。公家文化、武家文化、仏教文化の調和とされ、和様、天竺様、唐様と当時の全ての手法を駆使、独創的な建築美を生み出した。
  3. 衣笠山を借景とし、名石や奇岩を配して九山八海を表現する、池泉回遊式庭園は室町時代を代表する名園として知られています。華麗な金閣の姿を美しく映しているのが、鏡湖池です。
  4. 昭和25年(1950年)7月2日未明、放火によって金閣寺が全焼。逮捕された青年は「金閣寺と心中するつもりだった」と語った。作家の三島由紀夫(1925年−1970年)はこの事件をモデルとして小説「金閣寺」を発表。抽象美に魂を奪われて、ついに幻想と心中する悲劇を描いた「観念小説」の名作といわれている。
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最終更新:2020年2月9日