戦艦三笠

  1. 東京湾に面した横須賀は神奈川県南東、三浦半島の付け根に位置し、1865年に幕府が洋式造船所を建造して以来、常に東京湾を守る軍港として発達してきました。現在でも自衛隊と米軍の基地、防衛大学等があり軍事的性格が強い。三笠が係留している三笠公園は京浜急行横須賀中央駅から徒歩10分。
  2. 東郷平八郎は1847年に鹿児島に生まれた。薩摩藩士として薩英戦争・戊辰戦争に参加した後、1870年から8年まで英国に留学し、1895年の日清戦争では浪速の艦長として活躍しました。1903年には連合艦隊司令長官に任命され、2年後の日本海海戦での大勝利は彼の名を不滅の物としました。
  3. 1905年の日本海海戦で旗艦として活躍した戦艦三笠は英国ピッ力ース造船所で建造されました。当時の新造艦として最新鋭の性能を持った三笠の概要は次の通り。排水量:15140トン、速力:18ノット、主砲:30cm。1922年のワシントン軍縮条約によって廃船となり、記念館として横須賀港に係留されています。
  4. 日本近海の制海権を握り大陸の日本軍を孤立させるために、ロシアは軍艦38隻から成るバルチック艦隊をはるばる日本まで送りました。これを東郷平八郎指揮下の日本連合艦隊が対馬近海で遊撃し、ロシアの軍艦のほとんどを撃沈又は捕獲しました。「皇国の興廃はこの一戦に有り」とは開戦前に東郷元帥が将兵を鼓舞するために発した名句です。
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最終更新:2020年2月9日