大和三山

  1. 万葉にも歌われた大和三山は飛鳥地方の北にある畝傍山、耳成山、天香久山の総称です。相互に約3キロ隔てて三角形に位置し、中心の低地に藤原京跡がある。畝傍山を女性にたとえ、男性に見立てられた耳成山・天香久山が恋争いをしたという伝説も残っている。
  2. 明日香村の豊浦集落の東から南に連なる丘陵が甘橿丘である。標高148mの小さい丘で5分ほどで登ることができ、歴史公園甘橿丘地区として整備が行われている。頂上は展望台になっており奈良盆地が一望できる。左から大和三山の畝傍山、耳成山、香久山。
  3. 大和三山のほぼ中央部に唐の長安城を模して建築された藤原京は、わが国初の本格的な都城制をしいた都として平城京へ遷都されるまで、694年から710年まで、持統・文武・元明の三代天皇の16年間にわたって、皇居がおかれた処であります。
  4. 大和三山のひとつの畝傍山は、橿原森林公苑の北に位置する標高199mのトロイデ式火山である。明治以降御料地となった関係で伐採が禁止され、よく保護されている。現在は国有林となっている。
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最終更新:2020年2月9日