赤石山脈

  1. 赤石山脈は山梨・長野・静岡三県にまたがり、南アルプスともよばれる。北岳・塩見岳・赤石岳など3000メートル以上の高峰が連なり、南アルプス国立公園の主要部分を成す。河川は深い縦谷を刻み、山腹は急斜面をなし、仙丈ヶ岳、荒川岳などにカール地形が見られる。
  2. 北岳は山梨県西部、赤石山脈北部にそびえる白根三山の一峰。日本第二の高峰で標高3192メートル。山頂は三角錐状を呈し、北峰と主峰の南峰に分かれ、東斜面は険しい岸壁をなす。南アルプス国立公園に属し、野呂川の広河原から登山する。
  3. 間ノ岳は赤石山脈の北部、山梨・静岡県境に位置する山で、標高3189メートル。日本第四位の高峰で北岳、農鳥岳とともに白根三山と呼ばれている。早川の源流部に位置し、東斜面、北斜面にはカール状地形、南東斜面にはアラ沢の大崩壊がある。
  4. 上流では野呂川と呼ばれる早川は、山梨県西縁の川で、長さ約50キロ、富士川の一支流で、北岳の西斜面に源を発する。その名の通り河床勾配が大きく、水量も豊富な荒れ川で水力発電に利用される。白鳳渓谷等、渓谷美に富み、また西山・奈良田温泉もある。
  5. 塩見岳は南アルプスのほぼ中間に置し、一般にこの塩見岳以南を南アルプス南部、以北を南アルプス北部と呼ぶ。一説によるとここから海が見えるのでこの名がついたと言う。またこのあたりは、塩川・塩湯など塩に関する地名が多いのでそこに由来するかもしれない。
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最終更新:2020年2月9日