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- 「あおによし奈良の都は、咲く花の匂うがごとく今盛りなり」と万葉集に歌われた奈良の都は、710年に元明天皇よって藤原京から移され、784年に長岡京に移転するまでの7代約75年間日本の都でした。
- 東大寺は、聖武天皇が全国にひらいた国分寺の総本山、総国分寺。数度の兵火に見舞われ当初の規模はないが、それでも大仏を安置する大仏殿は間口57m、高さ47.5mで世界最大の木造建築。
- 東大寺に有る大仏の正式名は、る舎那仏(国宝)といい、鋳造で像高15メートルの巨像。国中公麻呂らによって国家的事業として製作され、大仏開眼は、天平勝宝4年(752年)。
- 完成後事故や火災に再三あい、鎌倉時代に重源を中心として修理された。さらに1692年にも大規模な修復が行われた。
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