伊那盆地

  1. 伊那盆地は長野県南部木曽山脈と伊那山地にはさまれた天竜川流域の谷盆地で、伊那谷ともよばれる。段丘と氾濫原・支流の扇状地からなり、長さ約60キロ、幅約4キロから10キロ。かって養蚕・製糸・織物が盛んであったが、近年はリンゴの果樹栽培と精密機械工業が発展している。
  2. 木曽山脈は長野県南部、木曽谷と伊那盆地にはさまれた東西約20キロ、南北約80キロの花こう岩からなる壮年期の険しい山地で、中央アルプスとも呼ばれる。原生林に覆われ高山植物も多い。最高峰の駒ヶ岳は標高2956メートルでロープウエイが頂上直下まで通じる。
  3. 俳人・井上井月は越後長岡の生まれと言われ、安政から明治にかけ、故郷を捨てて伊那、駒ケ根地区を遍歴し、俳句一筋に生き、詠み残した俳句2000句あまり。和漢の学に優れ、稀にみる能書家で優れた筆跡を数多く遺し、明治17年、伊那市美すず太田窪の地で没している。
  4. 高遠から駒ヶ根に至る街道からは、中央アルプスを背景にして、桜や新緑が我々を楽しませてくれる。また、三峰川(ミブガワ)にそって田園風景がつづき、ひときわ目を引くのが桜並木と中央アルプスの風景である。
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最終更新:2020年2月9日